世界3大見本市「ミラノサローネ2024」注目インテリアのトレンドカラーを分析！最新テイストもラシクが取材
「ミラノサローネ」は最新インテリアをいち早く見られる世界最大のイベントで、その年のインテリアのトレンドがわかるといわれています。
RASIKスタッフは、4月16日から開催のミラノサローネに参加し、2024年のインテリアトレンドを取材してきました。最新トレンドカラーやテイスト別の注目コレクションを紹介します。新しいインテリアを新調予定の人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2023年にRASIKを運営する株式会社もしもへ入社後、『RASIK LIFE』編集長に就任。自身が持つ不眠症の悩みをきっかけに、寝具について学ぶ。睡眠検定3級。商品の企画・生産・品質管理・販売までを一貫しておこなっている会社の特徴を活かし、実際に商品をチェックしながら記事を作成。フォロワー数20万人超えのRASIK公式インスタグラムでは、商品のレイアウトなども公開中。
公式：インスタグラム
二級建築士・インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター資格を保有。2024年よりRASIK LIFE編集部に所属し、ライターとして家具やインテリアに関する記事執筆を担当。インテリアコーディネーターとして、コーディネートのアドバイスもおこなう。趣味は北欧家具やインテリアショップ巡り。
「ミラノサローネ 2024」の注目インテリア
2024年に開催されたミラノサローネの注目インテリアは、「ソファ」です。イベント全体をとおして目立ったソファは、どれもくつろぎやすさと丸みのあるデザイン。リラックス感を与えるインテリアが多く、見た目からも使用感が伝わります。
また、色味や素材もくつろぎやすさを重視。体全体を包み込んでくれるようなデザインのソファも目立ちました。
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2024年のインテリアのトレンドカラー
ここからは、ミラノサローネで注目を集めていた2024年のインテリアのトレンドカラーをみていきましょう。
トレンドカラー①グリーン
ミラノサローネで注目のトレンドカラーは、グリーン。鮮やかなグリーンではなく、ペールグリーンやモスグリーンのような柔らかさを感じる色味が特徴的です。
ポップさよりも落ち着きを与えるインテリアが多く、ホワイトに近いグリーンの商品もありました。
またモスグリーン系の控えめなグリーンは、大人っぽい印象。ソファに取り入れるなら、クッションの色味でコントラストをつけるのもおすすめです。
トレンドカラー②ホワイト
2024年のインテリアは、ホワイトやアイボリー系のカラーも目立ちました。ベージュよりも明るいカラーが多く、清潔感と上品さのバランスが整ったインテリアが揃います。
また、異なる素材を組み合わせてワントーンでまとめたインテリアコーディネートにも注目。淡いブルーやグリーン、ベージュなどのペールトーンと組み合わせるのもおしゃれです。
木製と組み合わせた商品も多く、部屋になじみやすい印象。ホワイト系のインテリアはテイストに左右されにくいので、取り入れやすいのも魅力です。
トレンドカラー③くすみピンク
くすみピンクも注目トレンドカラーのひとつ。淡さよりも濃いめのベージュ寄りのくすみピンクが多く、ほかの家具との相性がよいカラーが目立ちます。
またソファだけでなく、ベッドに取り入れているケースもあり、木製素材のインテリアともあわせやすいです。
ヨーロッパのベッドは、木のフレームではなくマットレスを重ねたファブリックな商品も多い印象。くすみピンクのファブリックなベッドは、2024年の注目家具といえます。
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テイスト別で注目コレクションを紹介
次に、ミラノサローネで注目のコレクションをテイスト別に紹介します。
北欧テイスト
温かみを出しやすい北欧テイストのインテリアは、ファブリックと木の組み合わせが目立ちました。ファブリック素材にはホワイト系の色味を使用し、全体的に統一感があります。
また、木の机とホワイトの椅子の組み合わせが多いのも印象的です。机にもホワイト系の色味を使っている場合があり、ホワイトカラーのトレンド感が一層高まります。
モダンテイスト
2024年のインテリアは丸みを帯びたデザインが多いなか、照明器具やテーブルにモダンな要素を取り入れているケースが複数見られました。
縦に長くシンプルな間接照明と丸みのあるソファを組み合わせると、トレンド感のあるインテリアコーディネートに仕上がります。
また、脚の部分にスチール素材を使用することでモダンな要素が加わり、引き締まった印象が与えられるのもポイント。優しいフォルムとスチール素材の華奢な脚が2024年のインテリアトレンドといえるでしょう。
ヨーロッパテイスト
ヨーロッパテイストは、アクセントになるインテリアを取り入れるのがポイント。
全体的に淡い印象が強い2024年のインテリアは、デザイン性に個性を出して差別化を図っている印象です。
またソファは、コーナータイプや半円タイプなどの横幅が広い商品が目立ちました。さらにソファに組み合わせるテーブルは、ダークブラウンや大理石など、ソファと対照的な印象の商品を選ぶのがコツです。
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まとめ
2024年のインテリアは、淡いカラーと丸いフォルムといった優しい印象の家具にモダンなインテリアを組み合わせるのがトレンドです。またアクセントになるインテリア雑貨にもこだわると、トレンド感のあるインテリアコーディネートができます。RASIK LIFEでは、インテリアのトレンド以外にもミラノサローネやフォーリオサローネなどのイベント情報も発信しているので、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。
