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世界最大の家具見本市「ミラノサローネ 2024」を現地レポ!会場の様子や最新インテリアも紹介

世界最大の家具見本市「ミラノサローネ 2024」を現地レポ!会場の様子や最新インテリアも紹介
2024年10月21日

イタリアの首都・ミラノでは、毎年4月に「ミラノサローネ」が開催されています。会場では、2500社を超える企業が集まり、最新のインテリアデザインを展示。世界最大の家具見本市ともいわれています。

2024年4月に開催された「ミラノサローネ」を、RASIKのスタッフが取材しました。本記事では会場までのアクセス方法や会場の様子、さらに2025年の開催日も紹介します。

目次

監修者
『RASIK LIFE』編集長
工藤 智也

2023年にRASIKを運営する株式会社もしもへ入社後、『RASIK LIFE』編集長に就任。自身が持つ不眠症の悩みをきっかけに、寝具について学ぶ。睡眠検定3級。商品の企画・生産・品質管理・販売までを一貫しておこなっている会社の特徴を活かし、実際に商品をチェックしながら記事を作成。フォロワー数24万人超えのRASIK公式インスタグラムでは、商品のレイアウトなども公開中。
公式:インスタグラム

インテリアアドバイザー
『RASIK LIFE』ライター
栗田 菜月

二級建築士・インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター資格を保有。2024年よりRASIK LIFE編集部に所属し、ライターとして家具やインテリアに関する記事執筆を担当。インテリアコーディネーターとして、コーディネートのアドバイスもおこなう。趣味は北欧家具やインテリアショップ巡り。

ミラノサローネとはどのようなイベント?

ミラノサローネのプログラムの画像

「ミラノサローネ」は、イタリアの首都ミラノでおこなわれる世界最大規模の家具見本市です。毎年4月に開催されるイベントで、その年の家具やインテリアのデザイントレンドが決まるともいわれています。

2024年は、4月16日(火)〜21日(日)の6日間開催。そのうち一般公開日は、20日と21日の2日間です。建築家やデザイナー、輸出業者などのトレードビジター(業界関係者)は、16日から入場可能。6日券の購入ができます。

2500社以上の企業が出展

ミラノサローネの場外の画像

ミラノサローネは、2500社以上の企業が出展するイベントです。毎年40万人以上が会場へと足を運びます。世界各国のデザイナーやブランド、輸入業者などが集まり、企業の最新デザインをチェック。各ブースでは、多彩なプレゼンテーションが披露されます。

また若手デザイナーのブースもあり、個性豊かな家具やインテリアを見られるのもポイント。キッチンやバスルームといった家電をメインとしたブースもあります。

ミラノサローネの会場「Fiera Milano, Rho(ロー・フィエラミラノ)」

ミラノサローネの最寄り駅の画像

ミラノサローネは、「Fiera Milano, Rho(ロー・フィエラミラノ)」といわれる展示会場で開催。ミラノの中心から電車で1本でアクセスできるので、ミラノ初心者でも簡単に会場まで辿り着けます。ミラノの市外にありますが、乗車時間も30分程度です。

最寄駅から会場までのアクセス方法

ミラノ地下鉄の路線図の画像

最寄り駅は、会場名でもある「RHO Fieramilano」です。終点なので、乗り過ごす心配もありません。

RHO Fieramilano駅の様子の画像

駅がある地下は、すでにミラノサローネのイベント一色。地上に出るまでの道のりにも、ミラノサローネに関する広告が貼られています。

ミラノサローネの入口の画像

地上に出ると、目の前にはミラノサローネの会場。駅を降りてすぐの場所に会場があるので、地図を見ずともアクセスできます。

入り口でのセキュリティチェック

ミラノサローネのセキュリティチェックゲートの画像

会場に入るには、セキュリティチェックをおこないます。荷物を全てレールに置き、ゲートをとおってから会場に入るのが必要です。

スタッフが訪れたのは、最終日の午前中です。列はできておらず、スムーズに入ることができました。

ミラノサローネの入場ゲート

ミラノサローネの入口ゲートの画像

セキュリティチェックを終え、エスカレーターを登るとミラノサローネの入場ゲートがあります。ミラノサローネのチケットはオンラインでの購入なので、チケット売り場などはありません。

ミラノサローネの公式サイトは、日本語があるのでイタリア語や英語がわからなくても購入可能です。

ミラノサローネの入口ゲートでQRコードをかざす画像

購入時に送られてきたQRコードをかざし、いざ入場です。会場の入り口で配っていたマップを手にして、ブースへと向かいます。

8個の巨大ブース

ミラノサローネの入口付近の画像

ミラノサローネの会場は、8個のブースに分かれています。その一つひとつが巨大で、東京ドーム1個分ほどの大きさです。

ミラノサローネのマップの画像

ひとつめのブースに辿り着くまでにもかなりの距離があり、永遠と動く歩道を歩いている気分。さらに家具のブースは会場の奥側に集中していることもあり、入場ゲートから15分ほど歩きます。

ブースの入り口と会場内での注意点

ミラノサローネの 会場前の画像

ブースの入り口に着き、いよいよ見学スタートです。しかし会場内の様子は、残念ながらお見せすることができません。ミラノサローネでは、会場内の撮影を一切禁止しています。

ミラノサローネの入口ゲートの画像

会場内で撮影している人もいますが、ブースのスタッフも少々迷惑している様子です。ミラノサローネに行く予定のある人は、必ず公式サイト内の注意事項を確認してから訪れるようにしましょう。

▼「ミラノサローネ」のトレンドカラーについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてください。

世界3大見本市「ミラノサローネ2024」注目インテリアのトレンドカラーを分析!最新テイストも取材
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会場内のブースの様子

ミラノサローネの会場入口の画像

会場内のブースは、まるでショールームのような空間。ひとつの会場に無数のブースがあり、全体を見て回るだけでも1時間近くかかりました。

ブースは世界観を出すために、デザインにあわせて内装も作り込まれています。たった6日間の展示ではもったいないと感じてしまうほど、細部までこだわった会場づくりです。

またブースでは、スタッフが英語でブランドイメージやコンセプト、家具の特徴を説明してくれます。スタッフは、翻訳アプリを使用しながら聞きたいところを聞いて回りました。

ブースを見ていくと、家具の方向性や今年の色、家具のフォルムなどが見えてきます。全てを見尽くすには数日かかりますが、1日でも十分楽しむことが可能です。

場外には撮影可能なブランドもある

ミラノサローネの場外にあるショップの入口の画像

撮影が禁止なのは、展示場内のブースのみです。場外にもいくつかのインテリアブランドが入っており、自由に撮影しながら商品を見て回れます

ミラノサローネの場外にあるショップの店内の画像

ミラノサローネのチケットを見せてから店内に入るケースもあるので、チケットを見せやすいように準備しておくのがおすすめです。

▼「ミラノサローネ」のトレンド分析について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてください。

世界3大見本市「ミラノサローネ 2024」のインテリアトレンドを分析!デザイン・カラー・素材別で最新家具も紹介
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場外には出店が豊富

ミラノサローネのの場外にある出店の画像

ミラノサローネは会場が広いので、1日がかりでの見学になります。そのため、至るところに出店が並んでおり、自由に食事を取ることが可能です。

ミラノサローネの場外にあるジェラートショップの画像

パニーニやパスタといったイタリアらしいメニューから、スイーツやジェラートなどの甘いものまで豊富にそろっています。またワインやビール、カクテルもあり、お酒を飲みながらイベントを楽しむのもミラノサローネの醍醐味です。

ミラノ市内でおこなわれている「フォーリサローネ」

フォーリサローネの街中の様子の画像

家具の写真をカメラに収めたい場合は、ミラノ市内で開催の「フォーリサローネ」に参加するのがおすすめです。

ミラノサローネがおこなわれる6日間は、「ミラノ デザイン ウィーク」として街全体でさまざなイベントがおこなわれています。

フォーリサローネを開催する店内の画像

街中にあるブランドや店が会場となり、さまざまなブランドの最新デザインを見ることが可能です。

フォーリサローネを開催する店外の画像

またブランドによっては、ミラノサローネとフォーリサローネの両方に出展。ミラノサローネにあるブランドを街中で見ながら、写真に収められます。家具やインテリアの写真を撮りたい人は、フォーリサローネもあわせてチェックしてみましょう。

▼「フォーリサローネ」の様子について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてください。

イタリアの家具イベント「ミラノ デザイン ウィーク 2024」を取材!人気エリアも紹介
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ミラノサローネ 2025の日程

ミラノサローネの出口ゲートの画像

2025年のミラノサローネの開催は、4月8日(火)〜13日(日)の6日間。2024年度よりも1週早い開催です。

またミラノサローネの時期は、ミラノ市内のホテルが早めに埋まります。来年のミラノサローネに参加したい人は早めに飛行機のチケットを予約して、ホテルをおさえめおくのがおすすめです。

まとめ

本記事では、ミラノサローネの様子をメインに紹介しました。ブース内の様子をお見せすることはできませんでしたが、会場一つひとつが細部まで作り込まれており、全てがショールームのような印象。世界最大の家具見本市といわれるのも納得のスケールであり、その場に行かないと感じられない雰囲気に圧倒されるばかりでした。RASIK LIFEでは、今後も海外のインテリアトレンドを発信予定です。家具選びやレイアウトの参考に、ぜひチェックしてみてくださいね。