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パリの「メゾン・エ・オブジェ 2024」で見つけた!ユニークなデザイン家具を紹介

パリの「メゾン・エ・オブジェ 2024」で見つけた!ユニークなデザイン家具を紹介
2024年9月18日

「メゾン・エ・オブジェ」は、世界三大家具見本市のひとつとして知られるインテリアイベントです。各ブースには、その年の新作家具が並びます。

2024年で30周年を迎える「メゾン・エ・オブジェ」を、RASIKのスタッフが公式取材してきました。本記事では、メゾン・エ・オブジェで見つけた海外らしいユニークなデザインを紹介します。メゾン・エ・オブジェが気になる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

監修者
『RASIK LIFE』編集長
工藤 智也

2023年にRASIKを運営する株式会社もしもへ入社後、『RASIK LIFE』編集長に就任。自身が持つ不眠症の悩みをきっかけに、寝具について学ぶ。睡眠検定3級。商品の企画・生産・品質管理・販売までを一貫しておこなっている会社の特徴を活かし、実際に商品をチェックしながら記事を作成。フォロワー数24万人超えのRASIK公式インスタグラムでは、商品のレイアウトなども公開中。
公式:インスタグラム

インテリアアドバイザー
『RASIK LIFE』ライター
栗田 菜月

二級建築士・インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター資格を保有。2024年よりRASIK LIFE編集部に所属し、ライターとして家具やインテリアに関する記事執筆を担当。インテリアコーディネーターとして、コーディネートのアドバイスもおこなう。趣味は北欧家具やインテリアショップ巡り。

新作インテリアが見られる「メゾン・エ・オブジェ」

メゾン・エ・オブジェのマップの画像

フランスのパリで開かれる「メゾン・エ・オブジェ」は、その年の新作インテリアが発表される場です。各ブランドのトレンドや傾向がチェックできるため、世界中からバイヤーやデザイナーが集まります。

▼「メゾン・エ・オブジェ」の様子について詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせて読んでみてください。

パリで注目の家具見本市「メゾン・エ・オブジェ2024」を取材!会場内の様子をいち早くお届け
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現地で見つけたユニークな海外デザイン家具集

ここからは、メゾン・エ・オブジェで見つけた海外らしいユニークなデザインをした家具やインテリアを紹介します。
カップルが寄り添うようなベッドフレーム

メゾン・エ・オブジェのブースに飾られたカップルが寄り添うようなベッドフレームの画像

はじめに見つけたユニークな家具は、カップルが寄り添うようなベッドフレームです。フレームの素材は、「石」でできています。デザインだけでもユニークであり、石を素材としている点も珍しいです。

ベッドサイドには、フレームと同じ素材で作られた手の形をしたテーブルが置かれています。ヘッドボードのカップルだけでも人の身長を超える高さがあるので、一般的な家庭に置くのは難しいかもしれません。

ファーでつくられたベッドフレーム

メゾン・エ・オブジェのブースに飾られたファーでつくられたベッドフレームの画像

次に見つけたのが、ファーでつくられたベッドフレームです。マットレスや枕のカバーもファーを使用。もこもことした温かさを感じられるベッドに仕上がっています。

こういったユニークなデザイン重視のインテリアが見られるのも、メゾン・エ・オブジェの特徴です。

床置きタイプのヘッドボード

メゾン・エ・オブジェのブースに飾られた床置きタイプのヘッドボード付きベッドの画像

海外では珍しい、床置きタイプのヘッドボードやベッドもありました。海外では室内でも靴を履く習慣があるため、床と寝床の距離が近い商品が少ない傾向にあります。

近年、日本の暮らしに注目が集まっているため、こういったデザインのインテリアが生まれているのかもしれません。マットレスを直置きする際は、後付けのヘッドボードを床に置いてみるのもよいでしょう。

工藤 智也
監修者のコメント
『RASIK LIFE』編集長
工藤 智也
メゾン・エ・オブジェは、参考になるインテリアコーディネートも多くあります。部屋を模様替えしたい人は、コーディネート例としてチェックしてみるのもおすすめです。

大理石を使ったヘッドボード

メゾン・エ・オブジェのブースに飾られた大理石を使ったヘッドボード付きベッドの画像

ヘッドボードに大理石を使用したベッドは、アーティストが手がけた作品。マットレスや脚にも大理石をモチーフにしたデザインを取り入れ、カラフルで斬新なベッドに仕上がっています。

個性的なベッドを部屋に置くなら、デザイナーやアーティストが手がけた商品を選ぶのもよいかもしれません。

曲線で仕上げたカウチタイプの1人掛けソファ

メゾン・エ・オブジェのブースに飾られた曲線で仕上げたカウチタイプの1人掛けソファの画像

1本線を曲げたようなデザインのソファ。日本ではなかなか見られない、海外らしいデザインといえます。座ってみると身体にフィットするのがポイントです。

1人掛けのソファは、部屋のアクセントとして置きやすいのが特徴。海外風の部屋に仕上げるなら、ソファのデザインにこだわるのもおすすめです。

底に穴があいた円形の1人掛けソファ

メゾン・エ・オブジェのブースに飾られた底に穴があいた円形の1人掛けソファの画像

深いブルーのファブリックソファは、ドーナツのように真ん中があいたデザインをしています。座ってみると安定感もあり、体を包み込むような座り心地です。

軽い素材で、デザイン性と実用性を両立しているのもポイント。同じカラーのインテリア雑貨を飾ると、部屋にまとまりも出せます。

ラインを活かしたモダンなデザインのソファ

メゾン・エ・オブジェのブースに飾られたラインを活かしたモダンなデザインのソファの画像

今回のメゾン・エ・オブジェは、1人掛けのソファが目立ちました。モダンなソファは、ラインを活かすようなデザインです。座面に奥行きがあるので、あぐらもかけます。

ユニークなデザインをしているものの、色味が落ち着いているので日本の住宅にもあわせやすい仕様です。色味を考慮すると、海外らしいデザインの商品でも部屋に置きやすいかもしれません。

折りたたみ可能で壁に掛けられるチェア

メゾン・エ・オブジェのブースに飾られた折りたたみ可能で壁に掛けられるチェアの画像

コンパクトな仕様のチェアは、折りたたみが可能。座れるだけでなく、小物を置いてインテリアコーディネートのアクセントとして使用することもできます。

折りたたみ可能で壁に掛けられるチェアを壁に飾った画像

単に折りたたみができる商品にとどまらず、アート作品として飾れるように折りたたみ方に工夫を施しているのもポイント。フックを取り付ければ、壁に飾れます。アートへの関心が高いヨーロッパらしいデザインといえるでしょう。

横幅が変えられる1人掛けチェア

メゾン・エ・オブジェのブースに飾られた横幅が変えられる1人掛けチェアの画像

一見シンプルなデザインに見える1人掛けチェアは、横幅が変えられるのが魅力です。左サイドの濃い色の部分を横に置くことで、2人でも使用可能。「用途にあわせて使い方を変えられるようなデザインに仕上げた」と、展示会場で出会った作者本人が教えてくれました。

アート作品ようなデザインのチェア

メゾン・エ・オブジェのブースに飾られたアート作品ようなデザインのチェアの画像

海外のインテリアは、アート作品のような商品が多いのも魅力です。個性的な商品が多いので、美術館巡りをしているような気分が味わえます。

クリエイティブな視点や発想が掻き立てられるので、いつもと異なる視点で家具やインテリアを楽しめるかもしれません。

透け感のあるデザインが特徴のソファ

メゾン・エ・オブジェのブースに飾られた透け感のあるデザインが特徴のソファの画像

針金で家具をつくったインテリアブースがありました。奥が抜けるように透け感のあるデザインをしているため、重厚感が出にくいソファです。

座り心地が気になる場合は、マットレスのような厚みのあるクッションを敷くとよいとブランドのスタッフが教えてくれました。また部屋のなかだけでなく、バルコニーに置くのがおすすめとも話していました。テーブルや棚もあり、まとめて置くとユニークな部屋に仕上がりそうなデザインの商品です。

栗田 菜月
インテリアアドバイザーのコメント
『RASIK LIFE』ライター
栗田 菜月
海外では、バルコニーが付いている部屋が多くあります。自宅を海外風に仕上げるなら、バルコニーに置く家具にこだわるのもよいかもしれません。

ファブリック素材でつくったローテーブル

メゾン・エ・オブジェのブースに飾られたファブリック素材でつくったローテーブルの画像

今期のメゾン・エ・オブジェでは、ファブリック素材を使ったテーブルが多く見られました。そのなかでもとくに目立ったのが、幅の広いローテーブルです。

ソファと色味をあわせることで統一感を出し、トレーを置くことでテーブルに置く小物の安定感も保っています。トレンド感のあるテーブルを探しているなら、素材をこだわってみるのもおすすめです。

オブジェのような照明機器

メゾン・エ・オブジェのブースに飾られたオブジェのような照明機器の画像

メゾン・エ・オブジェでは、照明機器も多く展示されていました。蛍光灯を折り曲げたようなデザインの照明は、オブジェのようです。シンプルなテーブルやチェアに組み合わせるだけで、アクセントになります。

モダンな雰囲気のなかにこだわりが加えられるので、個性的なトレンド部屋に仕上がるのも魅力的かもしれません。部屋の一部に個性を出したい場合は、照明機器のデザインに着目してみるのもおすすめです。

▼「メゾン・エ・オブジェ」のトレンドについて詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせて読んでみてください。

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まとめ

メゾン・エ・オブジェでは、日本ではなかなか見られないユニークなデザインの家具やインテリアも多く展示されています。ユニークなデザインの商品を見ていると、違った視点で家具が見れたりクリエイティブな発想が生まれたりするかもしれません。

RASIK LIFEでは、海外のインテリア情報を随時発信していきます。海外のインテリア事情が気になる人は、今後ぜひチェックしてみてくださいね。