パリで注目の家具見本市「メゾン・エ・オブジェ2024」を取材！会場内の様子をいち早くお届け
2024年9月18日
2024年で30周年を迎える「メゾン・エ・オブジェ」が、フランスの首都・パリで9月5日から9日に開催されました。国際的なインテリア見本市で、世界各国から家具やインテリアのバイヤーやデザイナーが集まります。
今回、「RASIK LIFE」は公式プレスとして、「メゾン・エ・オブジェ」を独自取材しました。本記事では、会場内の様子を中心に紹介します。「メゾン・エ・オブジェ」が気になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。
2023年にRASIKを運営する株式会社もしもへ入社後、『RASIK LIFE』編集長に就任。自身が持つ不眠症の悩みをきっかけに、寝具について学ぶ。睡眠検定3級。商品の企画・生産・品質管理・販売までを一貫しておこなっている会社の特徴を活かし、実際に商品をチェックしながら記事を作成。フォロワー数24万人超えのRASIK公式インスタグラムでは、商品のレイアウトなども公開中。
公式：インスタグラム
二級建築士・インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター資格を保有。2024年よりRASIK LIFE編集部に所属し、ライターとして家具やインテリアに関する記事執筆を担当。インテリアコーディネーターとして、コーディネートのアドバイスもおこなう。趣味は北欧家具やインテリアショップ巡り。
メゾン・エ・オブジェとは？
フランスの首都パリで開催される「メゾン・エ・オブジェ（Maison&Objet）」は、インテリアの見本市です。毎年1月と9月におこなわれ、国際的に注目が集まっています。
インテリアや家具に加えて、雑貨類やファッションなど多くの新作商品が一同にみられるのも特徴。一般客はもちろん、バイヤーやデザイナーが世界中から集まるのもメゾン・エ・オブジェが注目される理由です。
9月は街中でパリ・デザイン・ウィークも開催
今回スタッフが訪れた9月のメゾン・エ・オブジェは、同時期に「パリ・デザイン・ウィーク（Paris・Design・Week）」もおこなわれます。パリに店舗を構えるブランドだけでなく、多くのイベントも開催。街中がインテリアオブジェやアートで溢れかえるため、観光客も楽しめるイベントです。
各店舗では最新インテリアの発表がおこなわれるため、家具の買い替えや新規購入を検討する人が訪れます。メゾン・エ・オブジェとパリ・デザイン・ウィークの両方をあわせて見るなら、9月に訪れるのがおすすめです。
メゾン・エ・オブジェのプレスパスを取得
「RASIK LIFE」は、公式プレスとしてメゾン・エ・オブジェに参加しました。一般用のチケットと色が異なるので、ひと目でプレスでの参加であることがわかります。
メゾン・エ・オブジェの会場内の様子
会場は7つに分かれており、インテリア関連は5ホールと6ホールがメインです。3000社以上のブースが展示しているので、事前に目星をつけた上で回るのもよいかもしれません。
ブースの広さは出展する企業によっても異なり、世界中のブランドの新作を一同にみられます。
ブースにはブランド名と国旗が記載されており、国によってテイストが異なるのも見どころのひとつです。
インテリアブースの雰囲気
メゾン・エ・オブジェは、基本的に会場内の撮影が禁止です。RASIK LIFEは、公式プレスとして撮影許可を得ています。
ブース内では、さまざまな場所で商品の商談がおこなわれています。企業同士はもちろん、一般客も商品の購入ができるので、新作をいち早く買える機会です。
ブースでは、ショールームのように商品がインテリアコーディネートされています。自宅にある家具のインテリアコーディネートの参考になるレイアウトが多いです。
大型の家具だけでなく、インテリア雑貨のブースも充実しています。海外ではトータルバランスを重視してインテリアをそろえるため、雑貨類にこだわる人が多いのかもしれません。
アートブックも、インテリア雑貨のひとつ。有名ブランドに関する本やハリウッドスターの写真集など、日本では手に入りづらい洋書がそろっています。
また、壁紙を展開するブースもありました。ヨーロッパではリノベーションやリフォームが盛んなため、壁紙の種類も需要が高い傾向にあります。
トレンドがいち早く掴めるのも魅力
メゾン・エ・オブジェでは、各ブランドの未発表の商品が見られます。ブランドごとのトレンドがいち早く掴めるので、各国からデザイナーが集まるのもメゾン・エ・オブジェの特徴です。
メゾン・エ・オブジェは年に2回おこなわれるため、下半期に向けたトレンドがチェックできます。
今季は比較的、白を基調とした商品やファブリック素材を使ったインテリアが多く見られました。デザインは丸みを帯びており、温もりを感じさせます。
トレンドを取り入れたインテリアを探している人は、海外のイベントに参加してみるのもよいかもしれません。
▼「メゾン・エ・オブジェ」のトレンドについて詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせて読んでみてください。
会場内には飲食ブースも充実している
メゾン・エ・オブジェは非常に広いので、休憩を挟みながら回るのもおすすめです。各ホールには、飲食店ブースもあるので食事を済ませることができます。
フランスの老舗紅茶専門店「MARIAGE FRERES」の特別ブースもありました。テイクアウトもできるので、紅茶を片手にブースを回るのも楽しみ方のひとつです。
また、アーティストとのコラボブースもありました。アーティストが手がけた作品に座って食事ができるのも、メゾン・エ・オブジェの醍醐味かもしれません。
各所には休憩スペースもあります。アルコールを売っているブースもあり、ワインやシャンパン片手に回っている人が見受けられたのも海外イベントらしさといえるでしょう。
▼「メゾン・エ・オブジェ」へのアクセス方法について詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせて読んでみてください。
まとめ
本記事では、「メゾン・エ・オブジェ」の会場内の様子を紹介しました。2025年の開催は、1月16〜20日です。世界のインテリアを一同に見られるので、気になる人は参加してみるとよいかもしれません。
RASIK LIFEでは、海外のインテリアトレンドを不定期で発信しています。海外のイベントやトレンド情報を知りたい人は、ぜひ今後もチェックしてみてくださいね。
