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ダイニングセットの企画者を取材!開発秘話やデザインの特徴も紹介

ダイニングセットの企画者を取材!開発秘話やデザインの特徴も紹介
2024年8月30日

RASIKの商品の中には、ベッド以外にもさまざまな家具やインテリアがあります。なかでもダイニングセットは、カップルやファミリーから人気を集めている商品です。

今回は、RASIKの天然木ダイニングセット『Duuce デュース』を企画・開発した商品企画担当のMさんに、商品の特徴やこだわり、制作秘話などをお話を伺いました

目次

監修者
『RASIK LIFE』編集長
工藤 智也

2023年にRASIKを運営する株式会社もしもへ入社後、『RASIK LIFE』編集長に就任。自身が持つ不眠症の悩みをきっかけに、寝具について学ぶ。睡眠検定3級。商品の企画・生産・品質管理・販売までを一貫しておこなっている会社の特徴を活かし、実際に商品をチェックしながら記事を作成。フォロワー数24万人超えのRASIK公式インスタグラムでは、商品のレイアウトなども公開中。
公式:インスタグラム


温かみのあるダイニングスペースがつくれるセット

実際のデュースの画像

工藤:本日はありがとうございます。まずは、商品の特徴について教えてください。

Mさん(以下、M):『Duuce デュース』は、ニレ無垢材のダイニングテーブルと、コーデュロイ生地を張った回転チェアをセットにしたシリーズ商品です。一つひとつの素材感を大切にしており、ダイニングスペースに温かみをプラスしてくれるようにデザインしています。回転チェアは座り心地がよく、ダイニングテーブルだけでなく、デスクと合わせて使用することも可能です。

張地はしっとりとした優しい触り心地のコーデュロイ生地を使用しています。起毛の波打ちがあり、使い込むほどにさまざまな表情を見せてくれるのが特徴です。チェアのカラーは優しく落ち着きのあるモカとキャメルの2色展開。部屋の雰囲気に合わせて選びやすいです。


コロナ化のおうち時間から生まれた商品

デュースのチェアの画像

工藤:どうしてこの商品をつくろうと考えたのですか?

M:コロナ禍で長い時間を自宅で過ごす方が多かったので、長時間座っても疲れにくいクッション性のあるチェアをつくりたかったのが開発のきっかけです。

前後に動かさなくても出入りがしやすく、デスクにもあわせられるものがあったらいいなと思い企画しました。

工藤:機能性に関して、こだわった点を教えてください。

M:チェアは回転式で出入りがしやすく、デスクにもあわせて使っていただけます。チェアを引かずに体の向きが変えられるので、床を傷つけにくいのも魅力です。



無垢材を使用しているとは思えない手軽さがポイント

ダイニングテーブルとチェアを組み合わせた画像

工藤:商品のおすすめポイントはありますか?

M:無垢材を使用しているのに価格が安い点です。また、ウレタン塗装で手入れがしやすく、座り心地のよさもおすすめなところといえます。

そのほかにも、張地の上質感やデザイン性が高いのに価格が安いのもポイントです。


座り心地を追求したデザイン

開発者がデュースのチェアに座る画像

工藤:チェアとテーブルのデザインでこだわった点はありますか?

M:チェアは、体に程よくフィットすることを意識したデザインです。丸みを帯びた形状が特徴で、ソファのような見るからに柔らかく座りやすいイメージになるようにつくりました。

またチェアの存在感があるので、テーブルは天板が薄く見えるように木口面形状で仕上げています。先が細くなったテーパー脚をあわせることで、全体的にスッキリと見えるのもポイントです。



水や汚れに強いウレタン塗装で手入れが簡単

開発者がデュースのダイニングテーブルに触る画像

工藤:防水や手入れのしやすさはどのようになっていますか?

M:テーブル天板には、優れた機能性を持ったウレタン塗装を施しています。ウレタン塗装は水や汚れに強く、さっと拭くだけでキレイになるので手入れも簡単です。

また天然木特有の木の風合いを残し、機能性とデザインの両立にもこだわりました。無垢材は手入れが大変と思われる方もいますが、そのイメージを払拭できると嬉しいです。



厳しい強度検査をクリアした安全性

ダイニングテーブルの金具部分の画像

工藤:商品の軋みや耐久について教えてください。

M:商品を長く使っていただけるように、外部の検査機関にて厳しい強度検査をおこないました。何度も繰り返して検査をし、納得がいく強度にしているので安心して使っていただけると思います。


商品名はフランス語の「doux」が由来

工藤:商品の名前にはどのような由来がありますか?

M:『Duuce デュース』は、フランス語の「doux」から考えた造語です。douxが持つ「柔らかい」や「心地よい」といった意味から名づけました。

チェアは座面だけでなく、背もたれやひじ掛けにもウレタンフォームを使っているので包み込まれるような座り心地を実感いただけると思います。チェアに座った瞬間に、思わず「気持ちいい」と思ってもらえたら嬉しいです。



チェアと体のフィット感への追求

ダイニングテーブルとチェアを組み合わせた画像

工藤:製作時に苦労した部分や制作秘話を教えていただけますか?

M:とにかく、チェアと体のフィット感ですね。商品名の由来どおり、柔らかさと心地よさにこだわった商品なので、柔らかい素材を使って体を包み込むようなデザインに仕上げています。

どのようなデザインのチェアに、どんな触り心地の素材をあわせると体にチェアがフィットするのかをひたすら考えながら開発しました。



優しい雰囲気のダイニングになじみやすい

開発者がデュースのチェアに座ってテーブルを触る画像

工藤:どのような雰囲気のダイニングにおすすめですか?

M:木とファブリックを組み合わせた商品なので、ナチュラルであたたかみのある空間にピッタリです。素材の温もりを全面に押し出した商品なので、部屋全体が優しい雰囲気に包まれるようなダイニングに仕上げられると思います。デスクにもあわせられるようにデザインしているので、リビングにワークスペースをつくりたい方にもおすすめです。

またベンチも展開していますが、ベンチは単体でグリーンや小物を置いてディスプレイにしたりテレビ台として使ったりもできます。玄関に置くのもおすすめです。部屋になじみやすいシンプルなデザインなので、使い方が変えられるのも魅力だと思います。



角が一つもなく小さな子どもがいる家庭でも使いやすい

ダイニングテーブルとチェアを組み合わせた画像

工藤:小さな子どもがいる家庭でも使えますか?

M:天板の角から脚まで角が一つもないデザインなので、使いやすいと思います。テーブルもチェアも優しい雰囲気に仕上げているので、リビングに子ども用品が溢れていてもなじみやすいです。幅広い世代の方に手に取っていただけるようにデザインしているので、ライフステージが変わっても長く使用してもらえると思います。

また天板のサイズは、ファミリーでゆったり使える幅140サイズと2人暮らしや小さな子どものいるご家庭にピッタリの幅80サイズの2種類から選んでいただけます。どちらもスペースを無駄なく使えるサイズで、来客の対応にもおすすめです。幅140サイズのほうは家具量販店やインテリアショップでも一般的な大きさで、ベンチもあわせられます。



同じ木目が一つとない天然木の無垢材を使っているのも魅力

デュースのチェアの脚の画像

工藤:商品についてそのほかにもなにかあれば教えてください。

M:テーブルとチェアの脚には、天然木無垢集成材(ニレ材)を使用しています。天然木は節や木目など同じものがひとつとなく色味も一点ずつ異なります。ロットごとや購入する時期によって色に差が出るのは天然木だからこその魅力です。
またニレの木目は真っ直ぐで美しく、ケヤキの代わりに表面化粧材として使われることがあります。肌目が粗いので、しっとりと優しく柔らかい印象を与えるのもポイントでしょう。


購入を悩んでいる人に向けて

工藤:最後に、購入を悩んでいる方に向けてなにかひと言あればお願いします。

M:素材感のある無垢材の家具をこの値段で買えるのは嬉しいと思います。座り心地がよく、使い勝手も良いのでダイニングをお探しの多くの方にぜひおすすめしたいです。

工藤:商品の企画者目線の貴重なお話をありがとうございました!