‘長さ’も実は一つだけではない! 通常丈とショート丈の違いをご紹介します
みなさん、ベッドのサイズ、実は「長さ」も一つじゃないって知ってましたか?
「え、ベッドって横幅の展開だけかと思ってた!」
という方、意外と多いと思います。
実はベッドの長さには、「通常丈」「ショート丈」があるんです。
(たまにロング丈というのもあります。)
それぞれの長さの違いや、どんなお部屋・どんな方におススメなのか
詳しくご紹介します。
通常丈とショート丈の違い
それぞれの長さの違いを見てみましょう。
- ショート丈 : 180cm
- 通常 : 195cm
- ※メーカーにより、若干サイズが異なります。
通常丈のマットレスは約195㎝。そこから「-15㎝」した約180㎝のサイズがショート丈です。

フレーム全体の長さはヘッドボードやフットボードで変わります。
特にヘッドボードに棚が付いているものなどは厚みがあるものが多いので、
マットレスがショート丈でも、全体のサイズを見るときに気を付けましょう。
ショート丈に向いている身長
身長が低い人にはぜひおススメのショート丈ですが、
どのくらいの身長までなら大丈夫なの?と疑問がわくところ。

横たわった時、足首は「約7~8㎝」伸びるので、
最低でもマットレスの空きスペースは「15㎝」ほど欲しいもの。
そう考えると「165㎝未満」の方なら快適に眠りにつくことができます!
平成29年国民健康・栄養調査によると、成人女性の平均は、約156.7㎝なので
意外と日本人女性にはショート丈人口が多いかもしれません。
ショート丈でスペース活用

「あと数センチ、ベッドが小さければ置きたいところにベッドを配置できるのに・・・」
「ベッドが場所をとって、デスクやソファを配置できない!」
「狭い部屋をとにかく広く使いたいから、無駄なスペースを無くしたい。」
こんなスペースに関する悩みもショート丈なら解決してくれますよ。
仮に一人暮らしをしている人を例にあげると、大半の方が、ワンルームか1Kのお部屋に住んでいます。
その中にベッドもソファもテーブルも、はたまた収納も・・・となると
スペースがいくらあっても足りません。
またドアの開け閉めのスペースを考えると、家具の配置可能なスペースって意外に少ないものです。
そこで少しですが、コンパクトなショート丈ベッドを置くことで、
お部屋にゆとりが生まれスペースの有効活用ができたり、
今までは諦めていた場所にベッドを配置することが可能になります!
たった「-15cm」ですが、それだけで一人暮らしの楽しさが変わってきそうですね。
ショート丈のメリット・デメリット
では実際にショート丈を置くときのメリット・デメリットを整理してみましょう。
- ・省スペース
- ・圧迫感が少ない
- ・移動がしやすい
- ・模様替えがしやすい
- ・身長が高い人には寝にくい
- ・通常丈に比べると種類が少ない
- ・リネン類の種類も少ない
一人暮らしをしている人、165㎝未満の人にはぜひ候補にいれてほしいショート丈のベッド。
メジャーではないですが、日本の住宅事情にはぴったりのアイテムかもしれませんね!